今日付の日本経済新聞に『キッコーマン、見えてきた現金収入
1000億円 海外で価格支配力高く』という見出しで記事があ
った。
醤油などの醸造品は、そもそも日本の独自性が備わっている。
しかも、地方色豊かな製品が多く、独自性が生きている。
日本食が世界で注目を集めているのだが、大手企業だけで稼が
せてはならない。
こんな記事をみたら地方の中小企業は、すぐに挑戦しなければ
ならない。
ちなみに醤油の輸出額をみると『日本の醤油(しょうゆ)の
輸出額は、和食ブームや海外での日本食レストランの増加、
円安などを背景に長期的な右肩上がりを続けており、2023年
には過去初めて100億円を突破し、2024年には約121.9億円に
達しています。輸出額の主な推移2013年:約42.7億円2019年
:約76.8億円2023年:100億円を突破(初の快挙)2024年:
約121.9億円(国内出荷全体の約7%規模に成長)背景と特徴
金額と数量の動向:長年は円安や高付加価値化に伴う単価上
昇で金額ベースが大きく伸びており、近年は輸出数量の伸び
も加速しています。国内との対比:国内需要が緩やかに減少
・縮小する中、海外向けの出荷が業界の新たな牽引役となっ
ています』とネットにあった。
『キッコーマンが稼ぐ力を一段と高めている。海外のしょう
ゆ事業や食品卸事業が伸び、連結営業キャッシュフローの黒
字は1000億円超えが視野に入ってきた。2020年3月期から
2.4倍となる。積み上がる現金をどう使うかが課題となる』
キッコーマンは、キャッシュがうなっているようだ。
昭和のはやい段階、1973年にはウィスコンシン州ウォルワー
スに現地工場が稼働したので、現在、十分な果実があるよう
だ。
もちろん、相当な苦労があったはずだ。
中小企業のよくないところは、苦労なしに儲けようとすると
ころだ。
そんな精神で事業がうまくいくわけがない。
挑戦とは困難の連続だ。
それを乗り越えていくから、市場を知り、現地の人たちに愛
される商品になっていく。
キッコーマンの苦労からすれば、日本食の認知が進んだ今は、
苦労といえども大したことはない。
挑戦するか、しないかだ。
日本の地方がもつよさが諸外国で認められている。
独自の文化とともに生まれる商品には、生まれたときから独
自性がある。
それこそが付加価値をもっている。
悩むことはない。
地方の文化を大切にしていけばよい。
醤油に限らず、地方に根付くよい製品はたくさんあるだろう。
金額は小さくとも、人間の息遣いが感じられる製品は多いの
ではないだろうか。
わが国は、小さな生業で生きてきた国だ。