昨日、現代ビジネスで『【衝撃】AWSが落ちると、日本の会社
は全滅する? 自分で「決める権利」を奪いあうデジタル主権
戦争のリアル』という記事を読んだ。
私の日常は、常にデジタルに支えてもらっている。
銀行へ行くのいや、税務署へ行くのいや、本屋へ行くのいやだ
とか、私は「行くのいや症候群」だ。
デジタル機器がなければ、なにもできない愚かな者でもある。
デジタル機能が喪失するなど、これまで考えたことがなかった。
1995年Windows95が発売されて以来、今日まで、デジタ
ル機器は成長発展してきたのだが、その成長過程にデジタル機
器が使えなくなる、といったトラブルに、私は見舞われなかっ
た。運が良かったのだろう。
銀行などではATMの不具合から送金や預金の引出ができない
ことがあったのだが、私が利用する銀行では、そのようなトラ
ブルもなかった。
現在では、確定申告をはじめ、あらる行政手続きもデジタル機
器とインターネット回線を利用して、自宅で簡単におこえる。
そのうえ、仕事等で会う必要がある人を除けば、人に会う必要
がない。
私には理想的な社会環境だ。
待ってましたと大喜びしていた。
ところが、次の記事でデジタル社会は、自分の生活インフラを
なにかに依存している生活そのもだ、と知ることになる。
仕事をそれほどやっていない私の場合でさへ、ほとんどは米国
企業のデジタル製品やサービスに自分の活動そのものを預けて
いる。
Microsft、Google、Amazon、adobe 、あるいはテック系企業の
ほとんどは米国企業だ。
その他DAZNで観るスポーツやAmazonとnetflixで観る映画など
海外企業に依存した生活だ。
Amazon AWSは、今では社会インフラに深く根差したサービス
だ。
AWSサーバーのトラブルは、ニュースなどでときどき目に止ま
っていたのだが、自分自身がトラブルに巻き込まなければ、そ
れほど実感はない。
2025年10月20日には、AWSのサーバーが止まったことで、世
界中で2500社以上の会社の業務が一斉に止まる事態を引き起こ
した。
銀行の決済ができない、航空券の予約が取れない、といった事
態に発展した。
欧州では、安全保障の観点からも米国依存のこのような体制か
ら脱却する動きがでている。
便利さに慣れてしまうと、そのバックグランドのことなど忘れ
てしまうのが、人間の本質でもある。
私は、このようなバックグランドを意識することなく利用して
きた人間なのだが、この記事を読むと、いかに自分には危機感
がないかわかった。
インターネット関係の大規模トラブルに見舞われると、今日か
らなにか買うお金さへない。
私は、現金を使うことがない。
たまに病院の支払いで「現金」だけです、と言われることがあ
るのだが、財布にはお金が入っていないことがある。
大慌てでキャッシュコーナーへ走る。
めんどうなことが嫌いな私は、とても便利なデジタ機器などの
利用を前提とした社会生活を送っている。
トラブル時の対応は、まったくやっていない。
しかし、一旦インターネットなどの大規模トラブルが発生すれ
ば、真っ先に生活環境を破壊されるのは私のような人間だろう。
本来であれば、トラブル時のために、わずかな現金をもってお
くことが必要なのだが、めんどくさがりの私は、それをやらな
い。
妻は、常にトラブルを見越して、わずかだが現金をもっている。
私は、必要なとき、そこから拝借する。
そうじ、庭木の剪定、芝刈りなどは、めんどうと感じることが
なく大好きなのだが、生活全般はネット環境にどっぷり依存し
ている。
銀行へいくことくらいたいしたことではないのだが、ATMの
機械操作が嫌いだ。
キャッシュカード入れて、現金額を指定して、ボタンを押して、
現金がでてくるだけなのだが、現金をもっているがいやだ。
お金は、ネット環境で管理するのが一番だ。
理由は、お金の全体像がイメーできるからだ。
そのため、デジタル明細はよくみる。
資金も簡単な表(Excel)で管理できるし、お金の流れがつか
めるのでよいと思っている。
現金ではこうはいかない。
生活費に対する資金繰りも簡単にできる。
それも、これも、インターネット環境やデジタル機器が正常に
稼働してくれていることが前提だ。
私の理想的な生活基盤は、あるとき一瞬に消えるリスクがある。
多少の現金を手元に置いておくか、とも思うのだが、ついなん
とかなるだろう、とデジタル環境へ逃避する。
どうも本当に痛い目に会うまで、そのリスクを体得することは
できないかもわからない。
そして今日もデジタル空間に浸る。
やめられない。
記事にはこんな言葉が載っていた。
『だから、仕組みを握る者は、生活そのものを握る。スマホと
インターネットから一秒も離れられない以上、日常のすべてが
戦場だというのは、大げさな話ではない。』