経理 記帳代行ならエヌエスアカウトスタッフ

新規ビジネス

すぐに結果を求めるのは中小企業なのだが、今では大企業も同じかもわからない

中小企業がすぐに結果を追い求めるのはよくわかるのだが、こ
の頃は大企業でも結果ばかり求めているように思える。
とくに経営数字だ。
こればかりは隠しようがない。
株主は、株価や配当を気にするし、経営陣の経営能力とは数字
としての結果なのだろう。

むかしの話ばかりしていてもなにもはじまらないのだが、昭和
の日本企業は、結果を出すまでに時間がかかっていた。
欧米に学ばなければならなかったからだ。
しかも、人材は自社で育成しなければならず、時間がかかるこ
とばかりだった。

今では欧米に学ぶことも少なくなり、自社の能力の限界まで生
産ラインを稼働させている。
カンバンなどは、その最先端をいく。
ただし、このような産業全体を巻き込むシステムは、どこかで
不具合が発生すると、工場の生産ラインを含むすべてのシステ
ムを止めなければならなくなる。
在庫をもたない経営は、どこまでも効率を求めており、その結
果、大きな利益を生み出すことが証明された。

こんなときに長い時間軸で新たなものへ挑戦するなどというこ
とが、経営会議の俎上に上がることは、極めて稀だろう。
EBITED、株主資本利益率、将来性の担保、投資の負担といっ
た経営上の数字に置き換えることは、新規事業ほどむずかしい
ことはない。
証明するものがないからだ。

中小企業が結果にこだわるの日銭商売だからだ。
今日の売上が資金繰りそのものだ。
中小企業に未来はない。(未来をみようとする経営者は少ない)
新たな事業をおこなうにも資金に余裕がない。
とにかく金に追われるのが中小企業の宿命だ。
ソニーの創業期から数十年は、資金調達の歴史そのものだ。
中小企業は、どこも金がないのは当たり前。

大企業は、利益をため込んでいるのだが自己株取得にがんばる
ことはあっても、新規事業への投資は少ないのではないだろう
か。
今日の延長が、今期の決算数字だという経営に明け暮れている。
そんななかでもホンダはビジネスジェット市場に挑戦した。
こんな例は他にはない。
多くの困難を乗り越えて、ホンダジェットは、ビジネスジェッ
トの市場のうち、4~8人乗りの「ベリーライトジェット」市
場で約4割という高いシェア(占有率)を獲得している。

なにもビジネスジェットに挑戦しろとは言わないまでも、多く
の大企業のなかには新たなビジネスに挑戦したいという人間は
少なからず存在している。
そのような人間にチャンスを与えるのは、他でもない人間(経
営者)だ。
制約条件を言えば切りがないのだが、新規ビジネスの創出では、
経営者とともに、挑戦する人間の真価が問われるのも間違いな
い。
両者の相乗効果で新規ビジネスは離陸していく。
株主にみえていない世界をみせてやるのが経営者の仕事だ。

いろいろな成功談があるのだが、物事は、案外偶然決まってい
く要素が大きい。
理屈は大切なのだが、それ以前に人間のねばりがものをいうが
新規ビジネスのスタートの姿ではないだろうか。
もっと偶然を楽しもう。

news allread more

share this one