この頃の記事をみていると小さな企業ががんばっている姿が記
事になっている。
記事は書く人たちは、挑戦している人たちの姿をみせることで、
他の人たちが挑戦していく気運をつくっているように思える。
やれ上場だ、なんとかベンチャーとかだけがもてはやされるの
だが、足元のグロース市場の上場数は、きょうの読売新聞オン
ラインによれば『今年1~8月に東京証券取引所へ新規株式公
開(IPO)を行った企業は計22社で、プライム、スタンダ
ード、グロースの三つの市場で年間を通じて取引が行われた2
023年以降で最少となった。30年に始まる東証の上場維持
基準の厳格化を見据え、IPOに慎重な姿勢の企業が増えてい
ることなどが背景にあり、現状のペースが続けば年間でも最
少となる可能性がある』とでていた。
そもそも上場のスケールが小さすぎる。
時価総額40億円レベルであり、しかも、上場した企業が粉飾
するわでは、どうにもならない。
記事は続く『東証は30年から、グロース市場の上場維持基準
を現在の「上場の10年後に時価総額40億円以上」から「上
場5年後に100億円以上」に引き上げる。企業には今まで以
上に高い成長性が求められることになる。ニッセイ基礎研究所
によると、グロース市場で時価総額が100億円未満の企業は
今年8月末時点で403社で、同市場の7割近くを占めた。
また、生成AI(人工知能)の性能向上と普及で、業務用ソ
フトウェアの役割がAIに代替されるとの見方が強まり、株価
上昇の見通しがつかないソフト開発企業の間でIPOを見送る
動きが出ていることも影響している。大手証券関係者によると、
グロース市場へのIPOはこれまで、ソフト開発を手がける比
較的小規模な企業が中心となっていたという』となる。
そんなレベルで上場するよりは、現実の社会に必要なサービス
や新たなブランドを構築していくほうが有意義だ。
きょうの日本経済新聞には『群馬発「月980円から洗車放題」
トンネル式で高回転、1時間60台処理』という見出しで記事が
あった。
多くの人たちがきれい好きな国民性なのか、車の洗車場は、い
つも満車になっている。
『群馬のスギ花粉や鹿児島の火山灰――。地域特有のマイカー
の汚れに悩まされるカーオーナーがいる。Splash Brothers(ス
プラッシュブラザーズ、前橋市)はこうした地域課題に着目し、
「月額980円から洗車し放題」という低価格サービスで成長し
ている。群馬、栃木、鹿児島の3県で展開する洗車専門店「SP
LASH’N’GO!(スプラッシュンゴー)」は現在8店舗だが、会員
数は2万人を超える。日本では珍しい「トンネル型」の連続洗
車機を導入。1時間に最大60台を洗うことができ、高効率を強
みに低価格を実現した。2028年には全国50店舗体制を目指し
ている』とあった。
なかなか良いアイデアだし、洗車好きの心をつかむだろう。
着想がすばらしい。
さらにPRESIDENT Onlineには『「30%値上げ」したら下請け仕
事がゼロに…香川の小さなカバン屋が「売上800万円→4.4億円」
に化けた7年目の突破口』と記事があった。
「30%値上げ」したら下請け仕事がゼロに…香川の小さなカバン
屋が「売上800万円→4.4億円」に化けた7年目の突破口![]()
下請け作業をやめることを勧めている私にとって、勇気がでる
記事だ。
危機には、危険と機会の両面がある。
動けるかどうかが大切だ。
私にはできないのだが、経営者は、勇気をもち、新たな挑戦に
自分を信じて立ち向かっているのだろう。
すぐれた中小企業の経営者は、この転換ができている。
本当に頭が下がる思いだ。