先日、川崎重工業のことを書いたのだが、さらに挑戦する気構
えがあるようだ。
昨日、日本経済新聞<一部抜粋>には『日本経済新聞電子版が
21日、「川重が半導体大手の米エヌビディアなどと協業する」
と報じた。川重が手掛けるロボット技術と、ロボットを人工知
能(AI)で制御するエヌビディアの「フィジカルAI」技術を融
合させた新たなソリューション開発を目指すという。
報道によると、川重は医療機関向けに医師や看護師の作業を支
援するロボットなどを手掛けるほか、四足歩行する移動用ロボ
ットの開発も進めている。エヌビディアとはこうした医療やモ
ビリティー分野を皮切りに協業を進めるという』記事内容だ。
また、今日は水素関連だ。
『川崎重工業は21日、海運事業などを手掛けるギリシャのEco
log(エコログ)と提携したと発表した。エコログがオランダ
で進める液化水素供給網の整備に川崎重工が技術面で協力する。
ドイツなど欧州各地への水素供給の実現を目指す。
エコログはオランダのアムステルダム港で液化水素の受け入れ
基地などの整備を目指している。川崎重工は液化水素運搬船の
建造に乗り出しているほか、川崎市の扇島で液化水素の貯蔵基
地を建設している。設計や運用の知見をエコログに提供する。
欧州では経済安全保障や脱炭素のため、次世代のエネルギー源
として水素が注目されている。オマーンやサウジアラビアなど
から海路で水素を運びオランダやドイツなどに供給することが
期待されている』とある。
先日、水素への挑戦を書いたと思ったら、今度は、半導体のエ
ヌビディアと協業する。
川重が手掛けるロボット技術とロボットを人工知能(AI)で制
御するエヌビディアの「フィジカルAI」技術を融合して未来型
のロボットを開発していくという挑戦だ。
どちらも製造業を核としているのだが、第二産業の典型である
モノづくりに命を入れる作業だ。
水素は次世代エネルギーだ。
こちらも重工業で培った技術を活かしていける未来産業だ。
日本に限らずエネルギー問題は、深刻さを増している。
中東紛争の行方はわからず、今後の原油調達は困難を極めてい
る。
サウジは、今回の紛争を経験したことで、海外に自前の備蓄基
地を作る構想があるようだ。
紛争時に、自前の備蓄基地から原油を輸出して外貨を稼ぐとし
ていた。
ここにも次世代型の備蓄方法やプラント連携など、あらゆる可
能性を秘めている、と考えている。
なにかの見出しにあったのだが、日本の製造業は半導体の次に
くる有望株らしい。
私は製造業で育ったことや二人の息子が製造業に従事している
ので、わが国の製造業には期待をしていた。
半導体やソフトウェアなど現在の主力産業と連携していくこと
で、わが国の製造業は未来型として輝いていく、と確信してい
る。
未来は、悲観することばかりではない。
未来に挑戦する企業こそが、人間の新たな社会を作りあげてい
くだろう。
金融もよいが、物作りは、面白くて楽しい。
常に、ワクワクがある。