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部品メーカー

いよいよやってきたか、中国部品メーカーの対日攻勢

今日の日本経済新聞の記事に『中国の自動車部品会社が日本進
出に力を入れ始めた。中国で車載ディスプレー首位の企業は20
30年までに日本の人員を2倍超に増やす。価格競争力の高い中
国部品の採用が国内生産車に広がれば、既存の供給網は見直し
を迫られる。

車載ディスプレーシステムで中国シェア首位の徳賽西威(ディ
セイSV)は日本法人の従業員数を30年までに現在の約40人か
ら100人規模にする。付加価値の高い大型部品の納入をめざし、
営業や開発の機能を強化する』とあった。(一部抜粋)

自動車分野でも数量の拡大が著しい中国メーカーを支えている
のは、日本同様、自動車部品を供給する部品メーカーだ。
当然、自動車大国の日本を目標にすることになる。
しかも、中国国内において日本車の販売拡大をする場合、コス
ト競争力の点からいっても中国部品メーカーとの取引が必要に
なる。
さらに、自動車を欧米に輸出する点では、コスト競争力がある
部品メーカーの存在は、日本の自動車(完成車)メーカーにと
って必須条件になっていく。

記事には『ディセイSVは13年に日本法人を設立し、広島県や愛
知県に拠点を持つ。すでにUSB関連の部品などでマツダやトヨ
タ自動車の国内生産車に採用実績がある。

大型の部品についても複数の日本車メーカーとやりとりを始め
たと明かす。川崎氏は「我々だけでなく、日系メーカーも(中
国に比べて日本が)かなり遅れているという認識を持っている
」と話す』と続く。

日本の部品メーカーは、自動車メーカーと伴に事業を拡大して
きたのだが、やはりその転換点にきているようだ。
自動車メーカーは、自社が日本に残ることが大事だ、とNHKの
日曜特番で語っていた。
この言葉の奥には、生き残りのための手段が隠されている、と
推測される。
完成車メーカーの存在こそが、わが国を象徴するからだ。

所詮、自動車の中身に興味を示すユーザーは多くはない。
私でも部品がどこのものかなど考えたことさへない。
中小企業は、決死の覚悟がいる。
しかし、小企業であれば、中国の部品メーカー大手の下請けは
できるだろうが、そこには納入価格の壁が立ちはだかる。
それは、当たり前だが、中国レベルのコストになる。
小企業が中国企業の下請けをやるのは無謀な挑戦となるだろう。

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何度も書いてきたのだが、中小企業は、自らが世界へ挑戦する
時代に入った。
円安は国内景気には悪影響だが、国民にとっては苦しい生活を
背負っていく可能性が高い。
中小企業は、なんども言うように付加価値がある製品やサービ
スをもつことで円安を活用しながら収益力があるビジネスをお
こない、社員へ賃金アップで貢献していかなくてはならない。

今後、大企業ほど中国の部品メーカーの力を借りるようになる。
安くてよいものを作るわが国の伝統は、なんといってもコスト
だ。
量を売る意識は、なかなか変えようがない。
そのようなビジネス形態でグローバル市場を席捲してきたから
だ。
政治的には課題があるだろうが、大手企業にとってはコスト競
争力がある中国部品メーカーは生産の要(死活部分)になるだ
ろう。
中小企業は、益々時間との勝負になる。
可能な限りはやく系列から抜け出す手立てを考えることだ。
生き残る道は自ら探すしかない。

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