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自然災害

故郷に近く、自然豊かな思い出の地が再度地震か、と言葉がでない

私は、昭和49年に東京へ出てきたのだが、先ず人の多さに驚き、
さらに地震回数の多さに驚く日々だった。
東京エリアは、関東大震災を被災している地震の確信地だ。
私は、地震のことなどあまり知らずに東京へでてきたのだが、
ぼろアパートで何度地震で飛び起きたことか。

しかも、マスコミなどは、関東大震災から100年などと、次の
大地震の予想情報がでる。
私は、現役時代、覚悟の日々だった。
今も、あまり中身がない覚悟は続く。
幸い、私が住む町は自然も多く、人口が少ない。
まわりは田んぼと里山だ。

この自然だけが救いなのだが、他方、住宅は、昭和時代に宅地
開発された場所に整然と家が並ぶ。
きれいな街並みなのだが、地震やその他の原因で火事になれば
延焼しやすいし、わが家に限らず日本では、このタイプの住宅
地が結構あるのではないだろうか。
狭い国土に、少なくなっているとは言え、まだ一億人以上の人
たちが暮らす。
地震に限らず火事はやっかいだ。

熊本は、熊本城や阿蘇山、そして天草など、私が遊びや仕事で
何度もいったところだ。
阿蘇山ややまなみハイウェイは、何度いったか覚えていないく
らいだ。
雄大で、すばらしい山並みは、今も私の心のなかにある。
温泉もよい。
熊本県を一言でいえば、雄大な景観、だろう。
福岡に劣らず熊本ラーメンはうまい。
東京新宿にあった「桂花ラーメン」は、しばしば食べさせても
らった。
東京には、博多のラーメン、いわゆる長浜ラーメンを味わえる
店がなかったので、桂花ラーメンで故郷を思い出していた。
そういえば、本場の長浜ラーメンは長く食べていない。

私は、熊本が10年に2度も大地震にみまわれるなど想像すらし
なかった。
TSMCやソニーなど半導体工場の躍進が報道されており、日本
のなかでは、数少ない成長産業の中核拠点になっている。
故郷に近く、九州を離れた人間にとって、うらやしいくらい成
長発展しているエリアになっている。
国力が衰退するなかで、それを押しとどめている地域でもある。

いろいろな要素で国力は落ちていくのだが、改めて自然災害も
そのひとつになるだろう、と感じた。
来月も大きな台風が予想されている。
どんなに経済成長できたとしても、一度の大きな自然災害の被
害は、人的被害を含めて大きな損失を国民や企業、そして国家
に与えていく。

きのうの大地震は、今現在の報道で13名の人たちが命を落とさ
れたようだ。
命を絶たれた人たちには、ご冥福をお祈りするばかりだ。
まだ救出を待つ人たちも大勢いるだろう。
また、救助を進めていく多くの方たちにとっては、暑さと時間
との戦いがある。
どちらも命がけだ。

仕事が一段落したのだが、なにか気分が晴れない。
私が夢見た未来とは、大きく違ってきているからだろう。
能登半島地震の復興も、まだ道半ばだ。
熊本の人たちの復興の道のりが、これから長く続くだろう。
つくづく、明日がわからいない日々だ。
それでも前に進むしかない。

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