本日付日本経済新聞に『東証スタンダード利益率伸び1位はトヨ
タやキオクシアも頼る昇降機』という見出しで記事があった。
エレベーターは寡占化された市場のひとつだろう。
三菱、東芝、日立、フジテック、あるいはパナソニックだ。
ところが工場などの大型建屋には、大きなエレベーターがつい
ている。
荷物などを載せる専用エレベーターだ。
記事には『東証スタンダード上場企業で営業利益率を高めてい
るのはどこか。日本経済新聞が3年間の伸びを調べたところ、
首位は荷物用エレベーター(昇降機)を手掛ける守谷輸送機工
業だった。特注品を強みとし、平地が限られている日本で「縦
の移動」を支える小さな巨人だ』とある。
私は、まったく知らない企業だったのだが、たぶんどこかの企
業の工場などで、この会社の大型エレベーターをみていた思う。
資料:日本経済新聞
ソニー本社は、もともと工場だった建屋を再利用していたので、
そもそもビルでみる普通のエレベーターがなかった。私は、は
じめてみる大きなエレベーターに驚いた。
エレベーターは、ビル内でみる人用のものが一般的なのだが、
多くの企業では材料搬入用などの特殊な大型エレベーターがあ
る。
もちろん、大型ばかりではなく、小型の特殊なエレベーターも
あるだろう。どちらのエレベーターも、普通の人には、なかな
かお目にかかれない。
だが、産業社会というところは、裏方でエレベーターに限らず、
いろいろな製品が社会活動を担っているものだ。
中小企業は、このような会社の取り組みから学ばなければなら
ない。
大手企業のような表舞台の企業をリサーチしても役に立たない。
大手企業は、まさに総合力で勝ち抜いているからだ。
中小企業とは、戦う舞台や戦い方が違う。
その点、社会の裏方で活躍する企業ほど中小企業の学びになる
ところはない。
また、よく観察すれば、挑戦すべきステージがみえてくる。
いきなり独創的な製品やサービスを中小企業が開発することは
できない。
しかし、独自性をもった企業から学ぶことで、自社の挑戦スタ
イルを見つけることは可能だ。
いわゆる真似をしてみることだ。
小さな挑戦であれば、中小企業でも可能なことはたくさんある
だろう。
私が経験した中小企業のなかでも小さな挑戦から収益基盤をみ
つけたケースがある。
その前提になるのは、やはり人材だ。
人材の存在が、新たな挑戦をはぐくんでいく。
中小企業の挑戦の源は、確実に人だ。
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